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備忘録その2 出発国(米国カリフォルニア州)における陰性証明

米国からの帰国で何が一番苦労したかと問われれば、日本政府が要請する入国時の「陰性証明書」 

これを米国内の機関で入手する必要があります。

それも、紙で。加えてハンコを押したもので。

これは、出国時に成田空港のPCR検査機関で発行されたもの。

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紙で、ハンコあります。

以前、入国時にこの用紙記入をめぐり、日本人が入国できず強制退去させられたニュースがありました。

これは、海外の日本人に衝撃が走ったとのことです。

このため、事前に確認(成田空港の検疫所)したのは、

①本当に紙でないといけないか→PDFでもよいが後日印刷して提出

②ハンコは無理だが?→ケースバイケース

とのことでした。

 

もう、日本の書面主義はどうにかしてくれ‼️とここで言い張ってもしょうがないので、

出国の際、車に自宅の小型プリンタもって成田空港にいきましたよ。

 

さて、今回は現地でどのようにして適正な陰性証明書を入手したかレポートします。

 

【検査機関さがし】

①ロサンゼルス領事館のおすすめする医療機関

いや〜〜ありがたいです。お役所が、日本政府の求める陰性証明書発行してくれる機関

リスト化してくれてます。

滞在先のサンデイエゴで空港付近で一軒ありました。予約しようとHP見てみますと、

サンプル採取方法が「Nasal」となっています。Invalidリストに載っている採取方法です。

 

おいおい!使い物にならんじゃないか‼️

と、別の領事館おすすめ機関を探すと、ロスやアーバイン(車で片道2時間)まで行く必要があります。

まあ日本人医師なので、安心できる と連絡しますと、

検査結果が出るまでに2日以上かかり、保証できないとの返事。

おいおい!使い物にならんじゃないか‼️

どこも検査機器を他の機関に委託しているので、同じような回答です。

 

ガーン‼️目の前が真っ暗です。

ちなみにこれは、旅行期間中、卒業式参列のために必要だったのでPCR検査した結果です。

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メールで結果が送られてきて、サンプルの採取方法なんて項目ありません。

ましてハンコなんて。

 

【Nasopharyngeal】

もう忘れもしないこの単語。

咽頭という意味です。要するに鼻の奥にあるこの部分を綿棒でぬぐってサンプルを採取したものでないと

有効ではありません。

というもので、鼻のすぐの部分Nasalをぬぐう方法は無効なんです。

このキーワード検索かけて片っ端から見ていくことにしました。

ほとんどの機関ではNasalです。上記のPCR検査でも、鼻の奥まで入れません。

 

ヤバイよヤバイよ〜〜

現地で少しでも観光気分を味わいたかったのですが、前半四日間は検索作業で吹き飛びました。

で、ついに発見‼️

urgentcarelajolla.com

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高級リゾート ラホーヤにあるクリニック。

検索キーワード Nasopharyngeal に引っかかり、この方法で日本様式のとおり発行してくれるとのこと。

 

マジか?と思い、確認するためのPCR検査を受けに行きました。

予約制で指定時間に行くと、小さなクリニック。清潔感とスタッフの対応に好感が持てます。

身振り手振りで確認求めると、これまで問い合わせ多数あり、対応するため必要なものを全て準備していることを確認。

結果は翌日にでることも確認 速い‼️

ようやく見つけることができました。

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紙でスタンプあります。

 

確認できたので出国前の再度検査予約をいれ終了。

本当に苦労しました。

今後海外旅行客は増えると思いますが、こうした機関を事前に把握しておくことが

安心して旅行できるキーになると思います。