今日も走ろう!

ロング好きのランナー ですが故障からの回復にもがいています

2017 第13回川の道フットレース参戦記 その4

この大会のレストポイントは3か所。
いずれも最低2時間の滞在が義務付けられています。

タイムを気にするランナーは速攻で飛び出しますが、滞在時間はそれぞれです。
基本的には風呂(又はシャワー)、布団(大部屋での就寝スペース)、荷物を整理するスペース、食堂という構成で、

到着後→荷物受取→荷物整理スペースにて必要なもの取り出し→入浴・食事→荷物整理スペースにて準備→(必要最低限の荷物だけもって)就寝スペースへ

という流れです。
細かいネタですが、ウェアを洗濯して着つづける方もおります。
ミニーちゃんの衣装が部屋干しされているのは、お約束の風景です(笑)

それと、部屋どりのコツを。
ランナーは疲れているので、一番近い部屋や、スリッパが多くある部屋に吸い寄せされていきます。
しかし、そこは、イビキが雷鳴する恐怖の部屋。
ちょっと離れた部屋をよく探して、密度の低いスペース・端っこを確保することが熟睡のコツです。

さて、前置きが長くなりました。
6時間しっかり寝て、いざスタート! 時刻は2時過ぎです。

【→CP14 278.1km 上田城址】到着時刻 4:51
屈伸するが、痛み無し! イイ感じでリセットできています。
キロ7~8くらいで走れていますので、あっという間にCP到着。
爽やかな朝をむかえました!

【→CP15 301.9km 篠ノ井橋北詰】到着時刻 8:20
この道は、昔、スキーで志賀高原によく行った道であり、なにか懐かしさがあります。
世代が同じの方だったら、映画「私をスキーに連れてって」で、A Happy New Yearの曲をバックに、三上博が原田ともよに会いにいく場面の道でもあります。
いやー鼻歌歌いながら楽しい楽しい(^o^)
ここもあっという間に到着!

【→CP16 315.0km 善光寺】到着時刻 10:26
市内に入りました。ここからは、北アルプス白馬岳でしょうか立山でしょうか、不案内でわかりませんがきれいに見えます。(写真だと見えないな・・・)
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市民ランナーが増え、後ろから地元外国人ランナーが声かけてきました。

F おはよう。君たちは何をやっているんだい?これはレースなのか?
N イエース!東京から新潟まで行く。520Kmあって、120人参加している。
  クレイジーなレースだよ。
F オーマイーガー! マジかよ! で、君は1位で走っているのかい?
N いや、半分くらいの順位だ。
F そうか。長野を楽しんで行ってくれ。気を付けてクレイジーガイ!
N ありがとう!君も気を付けて!

といった話だったと記憶しています。脳みそまだ元気で自然と英会話でした。

善光寺到着。参拝客でごった返しており、走ることできません!
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【→CP17 330.5km 長野市浅野交差点】到着時刻 13:13
天気はピーカン。12時間近く走って、足の熱が気になり始めました。
食事を兼ねて、コンビニでアイシング。
氷&水をコンビニの袋に入れて、両足をアイシング。
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こまめなケアでトラブル防止です。

【→CP18 347.2km 飯山駅】到着時刻 16:07
ここまで順調な進軍です。
コンチプランとして、駅前ビジネスホテルの宿泊を選択肢にしておりましたが
元気なので45K先のレストポイントまで進軍することにしました。

このため、駅前でアイシング。ヒザもおかしくなってきたのでタオルで冷やします。
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駅前にある人工的な川。千曲川の水だそうな。

早めの夕食をガッツリとってスタートです。

【→CP19 392.4km 津南町旧三箇小学校】到着時刻 01:20 
夕暮れせまる千曲川河川敷。菜の花が見事!
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362K付近のローソンを最後に、しばらくコンビニ無しとアナウンスされていたが、DYあったり自販機あったり、さほど補給は問題なし。

おお!斑尾、戸狩、野沢の各スキー場! 昔よくきたもんだ。
この年になって自分の足で来るとは(>_<)


しかし、夜間走行になり歩きがメインになると、5k進むのに1時間かかるようになる。

気が遠くなる・・・

眠くなる・・・

パフォーマンス落ちる・・・

負のスパイラル(T_T) 思い起こせば、ここもキツイ区間でした。
寒くなってきました。トレントフライヤーに加えて、ようやくここで、コンビニカッパ投入。これでも寒い(T_T)

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おお!ありがたや私設エイド。380k付近です。
(ぶどう峠手前でも出してくれていた方々。バンバンクラブつながりだそう。)
暖かいもの、おにぎり頂戴しました。かなり大規模なエイドで、感謝感謝です!
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それにしても、トンネルが多くなってきました・・・
ここで、古い記憶を思い出しました。。。

採用間もないころ、長野から新潟に出張があり、車でこの道を移動しておりました。
長野県内の道は、川にそって蛇行し、すれ違いも恐怖を感じる道路でした。
ところが、新潟県に入るやいなや、道幅は広く整備され蛇行が少なくなったのです。

当時案内をしてくれた方の説明では、有力な政治家のいる地域はここまで違うとのことでしたが、
今となっては、長野オリンピックを契機に整備が進み、ここまでキレイになってます。

話がそれましたね。(これはこれで、話のネタとしていろいろありますので別途。)

しばらくすると、
前方から逆方向に歩いてくるランナーさんが向かってきます!

N 「どうしました?」「こっちじゃない、あっちです!」
R 「迷ってしまいました。」
N 「迷うとこじゃないよ!」(どうやら、幻覚見続けているようです!)
N 「目をさまして!」「引っ張るからついてきて!」
R 「ありがとう。助かった。4時間くらいフラフラしてました。」

この方、昨年はスタッフさんとして参加されたらしいです。

コンビニがちらほら見えてきました。
ようやくレストポイント到着です。

また、24時間近く走り・歩き続けてきました。

疲れた・・・

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時刻は深夜の1時過ぎ。
あと、約120k。
まだまだ油断はできません。

つづく。