レースが終わって、4日目。
足のむくみは解消できましたが、足首から脛にかけて深い部分の痛みが依然あります。
全く走れない状況が続いています。
また、目を閉じると意識が飛んでしまいそうな状況です。
さて、続きを急ぎましょう。
低体温症の恐怖をなんとかクリアして進軍するのはよいのですが、
睡魔との戦いが始まりました。
こんな時には、(これまでの経験から)ガムが効果的♪
ブラックブラックを大量投入して、ムシャムシャと咀嚼運動によって
眠さを解消です(^o^)
快調に進軍していると・・・「慰霊の園」の表示。
そうです。
思わず合掌。
次第に標高が上がり、冷え込みが厳しくなってきます。温かいモノ補給したいけど、
当然、自販機なんて全く気配すらありません。
温かい味噌汁頂戴し、いよいよぶどう峠アタックです。
上り基調なので当然歩き。心拍数が安定してきます。当然、血流も安定し脳内に送り込まれる量が少なくなるのでしょうか、頭がクラクラ・・・
そうです。睡魔君登場です。
強烈な相手で、ガムかんでもダメ。
こんなときは、「歌」に限ります。
最近の持ち歌を大声で歌うのですが、歌詞忘れちゃってムチャクチャです。
結局、学生の頃にギター弾き語りしたモノばかり。
この作戦もそのうちネタ切れ。
次第に睡魔に支配されてきます・・・・
すると、ふっと脇を白いキツネが通り過ぎていきます。
トンネルの壁には、見事なアート作品が描写されています。こんな田舎のトンネルに・・・
幻覚のはじまりです。
夢とうつつを行ったり来たり。ふわふわしたイイ気持ちです。
「あのガードレール乗り越えたら、川に転落しちゃうんだろうな・・・」
ヤバイヤバイ! えーい悪霊退散!
と、どれほど戦ったでしょうか。「丑三つ時」とはよく言ったものです。
3時を過ぎるともうチョイで夜が明け、悪霊退散していきます。
日が昇り、目の網膜に朝日が差し込むと・・・
「うぉりゃ~! かかってこいや~!」 なんだか雄叫び。
しかし、九十九折の道はどこまでも続き、ココロが何度もへし折られ、いつ峠になるのか頭がおかしくなりそうです。
・・・と
キター!
5:10到着です(T_T)
例によって、土田さんのカメラがお出迎え。
エイドもあり、暖もとれます! ありがとー(T_T)
【→CP11 227.8km 小海大橋交差点】到着時刻 8:15
いよいよ長野県!眠気解消で元気よくGO!
下り基調なので快調に走り始めます。
そして、ここは知った場所・・・そう、野辺山ウルトラのコースなんです。
あの、折り返し地点です(T_T)
ここまでが長いんだよね~。
二週間後、またここに来るのかと思うと、気持ち悪くなっちゃいます(T_T)
小海へ向かう道も、勝手知ったる道。
【→CP12 251.8km 長土呂東交差点】到着時刻 14:30
ここからは、コンビニが豊富にあるので補給は問題ないです。
問題は・・・暑さ。
紫外線対策も忘れずに、日焼け止めをキッチリ塗りこみます。
これまで、コンビニの簡単な食事しかしてこなかったので、無性に空腹感が出て、
「絶対にカツ丼喰う!」
佐久市内に入ったところの「かつや」で
当然、ごはん大盛り。
いやー満足満足(^o^)
こんなに一気に食べれば走れなくなりますが、
ま、いいか!
あと8キロはのんびりウォーキングと決め込みました(^o^)
【→CP13 259.3km 小諸Gホテル】到着時刻 16:14
意外に歩くと長いんだよね~
河岸段丘を越える橋がどれも同じ景色に見えて、飽きてくる。
小諸駅手前のコンビニで食糧調達して(小諸Gホテルは食糧提供無し)
ようやくハーフ終了(^o^)
まだまだ元気。
つづく