今日も走ろう!

ロング好きのランナー ですが故障からの回復にもがいています

2017 第13回川の道フットレース参戦記 その3

レースが終わって、4日目。
足のむくみは解消できましたが、足首から脛にかけて深い部分の痛みが依然あります。
全く走れない状況が続いています。
また、目を閉じると意識が飛んでしまいそうな状況です。

さて、続きを急ぎましょう。

低体温症の恐怖をなんとかクリアして進軍するのはよいのですが、
睡魔との戦いが始まりました。

こんな時には、(これまでの経験から)ガムが効果的♪
ブラックブラックを大量投入して、ムシャムシャと咀嚼運動によって
眠さを解消です(^o^)

快調に進軍していると・・・「慰霊の園」の表示。
そうです。
昭和60年のJAL事故。御巣鷹山なんです。こんな山深いところだったのね・・・
思わず合掌。

次第に標高が上がり、冷え込みが厳しくなってきます。温かいモノ補給したいけど、
当然、自販機なんて全く気配すらありません。
ぶどう峠と十石峠の分岐手前でしょうか、上野村森の体験館にて私設エイド出していただきました。真夜中なのに頭が下がります。
温かい味噌汁頂戴し、いよいよぶどう峠アタックです。

上り基調なので当然歩き。心拍数が安定してきます。当然、血流も安定し脳内に送り込まれる量が少なくなるのでしょうか、頭がクラクラ・・・
そうです。睡魔君登場です。

強烈な相手で、ガムかんでもダメ。
こんなときは、「歌」に限ります。
最近の持ち歌を大声で歌うのですが、歌詞忘れちゃってムチャクチャです。
結局、学生の頃にギター弾き語りしたモノばかり。
この作戦もそのうちネタ切れ。
次第に睡魔に支配されてきます・・・・

すると、ふっと脇を白いキツネが通り過ぎていきます。
トンネルの壁には、見事なアート作品が描写されています。こんな田舎のトンネルに・・・
幻覚のはじまりです。

夢とうつつを行ったり来たり。ふわふわしたイイ気持ちです。
「あのガードレール乗り越えたら、川に転落しちゃうんだろうな・・・」

ヤバイヤバイ! えーい悪霊退散!
と、どれほど戦ったでしょうか。「丑三つ時」とはよく言ったものです。
3時を過ぎるともうチョイで夜が明け、悪霊退散していきます。

日が昇り、目の網膜に朝日が差し込むと・・・
「うぉりゃ~! かかってこいや~!」  なんだか雄叫び。
しかし、九十九折の道はどこまでも続き、ココロが何度もへし折られ、いつ峠になるのか頭がおかしくなりそうです。

・・・と


キター!
イメージ 2

5:10到着です(T_T)
例によって、土田さんのカメラがお出迎え。
エイドもあり、暖もとれます! ありがとー(T_T)

【→CP11 227.8km 小海大橋交差点】到着時刻 8:15
いよいよ長野県!眠気解消で元気よくGO!
下り基調なので快調に走り始めます。
そして、ここは知った場所・・・そう、野辺山ウルトラのコースなんです。

イメージ 3

あの、折り返し地点です(T_T)
ここまでが長いんだよね~。

二週間後、またここに来るのかと思うと、気持ち悪くなっちゃいます(T_T)
小海へ向かう道も、勝手知ったる道。

【→CP12 251.8km 長土呂東交差点】到着時刻 14:30
ここからは、コンビニが豊富にあるので補給は問題ないです。
問題は・・・暑さ。
熱中症対策で、サプリのほか氷をジップロックに入れて首に巻きつけながらの進軍。
紫外線対策も忘れずに、日焼け止めをキッチリ塗りこみます。

これまで、コンビニの簡単な食事しかしてこなかったので、無性に空腹感が出て、
「絶対にカツ丼喰う!」
佐久市内に入ったところの「かつや」で
イメージ 4
当然、ごはん大盛り。

いやー満足満足(^o^)
こんなに一気に食べれば走れなくなりますが、
ま、いいか!
あと8キロはのんびりウォーキングと決め込みました(^o^)

【→CP13 259.3km 小諸Gホテル】到着時刻 16:14
意外に歩くと長いんだよね~
河岸段丘を越える橋がどれも同じ景色に見えて、飽きてくる。

小諸駅手前のコンビニで食糧調達して(小諸Gホテルは食糧提供無し)
ようやくハーフ終了(^o^)

イメージ 1

まだまだ元気。
つづく