今日も走ろう!

ロング好きのランナー ですが故障からの回復にもがいています

90~100K

90キロポストで17:00。あと2時間ある。
 イメージ 1

・キロ10分であるけば100分。完走には2時間でおつりがくる。
・仮に走って、これ以上足を悪化させて、リタイアのリスクとるより割り切って歩こう。


・それにしても、最後までダラダラ坂道が続きます。元気なら走れるのだろうけど、こんな状態なら無理はよそう。
・負けたのではない。完走が目標なので確実に勝ちち取ろう。なんて言い聞かせながら、あせる自分を抑えます。

 

・歩きながら、「なんじゃこりゃ」「誰が考えたんだ」「もう来年は来ない」などと吐きながら行軍は続きます。
・しかし、ここで走れる選手はエライ!尊敬します。どういうトレーニング積んだらその強靭な足の筋肉を身にまとうことができるの?と

 

 
 
 
・でも油断できません。ちょっとペースを落とせばタイムアウト
キロ10分をキッチリ守りながら、ペースをコントロール。大きく手を振ってウォーキングです。抜かれても無理しない・無理しない。

・遠くから、司会の高瀬みどりさんの声がきこえる。あと5キロがこんなに遠いと00は・・・
・声がだんだんちかづいてきた・・・しかし、みんななんで遠回りしているの?
 思い出しました。ぐるっと回ってゴールというレイアウト。
 何で目の前にきているのに・・・ランナーの心をへし折るようなコースなの(泣) 

・我慢の行軍が続きます。1キロってこんな長いのね・・・つらい

・線路を渡り、沿道にも応援の人たちが増えてきた。
・走れてない自分に温かい応援の声。少しづつ元気が湧いてきた。よし。ここまでくれば完走できる。野辺山駅前を左折し、さあ間もなくゴール。沿道には「お帰り-」の声。
・「ただいまー」とおもわず涙が出てしまった。走る元気が湧き自然と走り始めている。

・応援の方々のトンネルをくぐるように南牧村体育館前のゴールゲートへ。
・高瀬みどりさんがマイクを向けてくる。「感想を一言」の声に「つかれたー」とイケテないコメント

・前の選手と間が開いていたので運よくゴールのテープをセットいただき、切ることができた。

・フルマラソンでは感じられない満足感。達成感。
・沿道の応援・エイドの方々のご協力・大会運営の関係者の方々・地元の方々に本当に感謝です。

・誰かが言っていた。初めて参加するなら完走できれば自己ベスト。
 とりあえず自己ベストということで。
 
(野辺山を終えて)
・何か別の領域に踏み入れてしまった気がします。ウルトラが病み付きになりそうです。