今日も走ろう!

ロング好きのランナー ですが故障からの回復にもがいています

嵐の「磐梯高原ウルトラマラソン100Km」その1

【はじめに】
大会パンフのありきたりな挨拶文など読まぬ私でも、今回ばかりは。
 
放射性物質の舞散るフクシマにようこそ」・・・こんな巻頭言。
 
大会会場のリステル猪苗代は、福島第一原発に隣接している双葉町から800名が避難され、自治体の対策本部も設置されています。
 
大会関係者の「スポーツの力を借りて、福島の元気を取り戻す」という意図に共感して、今回参加させていただきました。
 
まずもって、開催いただきましたこと、関係者の皆さまに感謝申し上げます。
 
 
 
【フクシマへ】
「あのぉ〜  明日の大会は実施されるんでしょうか?」
 
「そんなごと、今はわがんね。いっしょけんめ、準備してるとこ。」
「明日の4時に決めるよ〜」
 
ヽ(´Д`;)ノ
とりあえず予約していた現地の民宿に向かうことに。
現地の天候は・・・時折、猛り狂った風と雨に見舞われており、
「祈るしかない」と割り切り、ヒトリ飲み始めるのでした。
 
 
 
【大会会場へ
会場はリステル猪苗代
イメージ 1
 
朝4時に会場入りすると、開催決定!
大会参加費と交通費と宿泊費と飲み代が、無駄にならなかった一瞬でした。
 
 
【スタート】
100Kmの部は朝5時のスタート。参加者約190名です。
このほか、65キロの部も同時スタートです。
 
 
相変わらず、ウルトラのスタートは緊張感がないな〜
まったりとスタートすると、猪苗代湖目指して坂を下ります。
 
 
ようやく明るくなってきた空には重たい雲が次々と流れて行きます。
 
イメージ 2
 
 
コースはこんな感じ。
布引高原(標高1,000m)を往復するルートは、地震の影響で封鎖され、
湖岸の一部を往復して100Kmを走るルートです。
 
見たとおり、「平坦な」コースという印象ですよね。
標高500mから約700mなので、比較的高低差は少ないコースです。
 
 
前半25キロまでは、計画どおり行軍します。
こんな結果です。
 
イメージ 3
 
ところが・・・
   台風12号の影響による暴風・豪雨。
   「いま落下したでしょ?」っていう落石
 
   そして、ランナーを苦しめる「最大の敵」が
 
この先待ち受けていることなど、まったく予想できませんでした。
 
 
つづく。