恐れ入ってしまいます。
【プロローグ】
思い起こせば２年前、ブログでお知り合いになった
くまさんの応援で会場に来て見ると、会場の雰囲気が、体育会系というか、鍛えぬいた鉄人の方々がギラギラとしたオーラを出しておりまして、
へっぽこランナーの私なんざ、踏み込んではいけない
「結界」のようなものがあると感じておりました。
しかし、神流４０Kmや、おんたけ１００Kmなどで少しずつ自信をつけて、
結界を越えてみようと思うに至りました。
しかし、最近の戦況は美ヶ原ラン＆ウォーク７０Km ３５Km地点でリタイア
雁坂１４２Kｍ 無念のDNS
と、ゴールから見放されており、
そして、試走すらできていない状況での参戦とあいなりました。
このため、今回の目標は
「完走（歩）」でキッチリとゴールすること。
にしました。
○参戦の
くまさん、YOUさん、てんしさん、ちょびさん、コスリートご夫妻、はかいしゃさん
みなさまナイスラン！お疲れさまでした！
遅い時間まで見守りいただき、感謝・感謝・感謝です！
○応援の
mamaちゃん、ぷみゅさん、克ぼんさん、のりっぴーさん、マルーンさん
そして各地で念を送っていただいた皆様
ほんとにありがとうございます。
へし折れた心でもゴールできたのはみなさまのおかげです。
おかげさまで何とかゴールできました。
途中、日没とともに睡魔との格闘がはじまり、目の焦点は定まらず
意識が飛んでしまう状況が延々と続き、
これが原因の転倒を繰り返したので
枯葉の上で寝ては進軍を繰り返しました。
もうレースではなく「耐久」。修行のようでした。
リタイアポイントでは、
「あそこに行けば楽になる・・・」
と悪魔の囁きを何度も振り払い、眠って少し元気を回復しては
次の地点に繋ぐ繰り返しでした。
草のにおいをかぎ、うつらうつら夢を見て、
ランナーの足音に目を覚ます。
「やめるわけにいかない」
「みんな走っている」
「そして応援いただいている」
これが大きなささえになりました。
つづく
