今回のレースは、体調がよかったので12時間切りを目標にしておりました。
しかし、前述のとおり、1000Kcalに近いエネルギーが排出されてしまい、
胃袋が動いていないというハンデを背負ってのスタートとあいなりました・・・
【前半戦】
比較的カラダは軽く、予定どおりのタイムキロ6分をどこまで維持できるか・・・
10キロ地点までは平坦なので、淡々と進軍。
この時点で、比較的暑くなってきたので、ビニール袋の簡易ウィンドブレーカーを
捨てます。
10キロ過ぎると、砂利道の林道に入りますが、歩くほどではないので、スピードが落ちないよう進軍。
お!ここでクマ師匠が軽い足取りで抜いていきます!UTMF終わったばかりなのに
快調そうです。
エイドでは積極的に給食したいのですが・・・食べる気がしません・・・
しかし、詰め込まないとガス欠になるので、とにかく無理やり詰め込むことに・・・
でも、ぶどう・いちご・バナナは何とか受け付けたので、炭水化物よりこっちを中心に補給。
稲子湯のお汁粉も食べる気せず、オニギリを無理やりツッコミます。
さあ、ここから下り基調が続きます。
あ!今年のキメポーズ考えていなかった・・・
あそこには、カメラが・・・
「あ!カメラだ」
↓
「さあ、どうする!」
↓
↓
「う~」
↓
↓
「とりゃ~」
題 「白鳥の羽ばたき」
(仮装してくりゃよかった)
ま、前半は比較的快調でございました。
【後半戦】
50キロ手前から、貯金を使い果たした感じで、脱力感に覆われます。
リタイヤする気持ちでは無いのですが、
モチベーション・やる気が湧いてこない。
上りの坂道も走ろうという気力が湧かない・・・
そうすると、連鎖的にいろいろな症状が顔を出してきます。
「しかたない。100歩走って、100歩歩く作戦に切り替えだ・・・」
59キロエイドに向かう途中、折返しのくま師匠が快走してきます。
「ナイスラン!」エールを交換します。
ここのスライドは、いつも元気もらえます。
ようやく折返しエイド到着。
59キロ地点ですが、ここで気持ちを修正して、後半アタックです。
ドロップバックで役に立ったのは
・消炎スプレー
・高齢者向けの高カロリー飲料→最近ジェルよりこっちが飽きがこない
・・・と、おお! Mad Swan Sr. じゃねーか!
あんたはエライ!
少し元気をもらうも、
暑さ・ヘロヘロ感・痛みに覆われ、
トボトボと歩いたり、走ったり・・・
これまでの結果と比較すると、今回の落ち込みが大きいのがわかります。
マーライオンの原因となった「カキ」。
うーん・・・おまえのおかげで、また死にそうだよ・・・
馬越峠では10キロ2時間もかかっちゃいました。
歩くのさえ、「千鳥足」
どんどん抜かされていきます・・・
結局、ゴールまで、状況は改善することなく
なんとか「たどりついた」感じでゴール。
今年の野辺山が終わりました・・・
レースは前夜も含め、自己管理が大事と改めて痛感いたしました。
「据え膳くわぬは男の恥」
をモットーにしておりましたが、
レースの前日くらいは、控えないと・・・
次は、岩手銀河じゃー!