今日も走ろう!

ロング好きのランナー ですが故障からの回復にもがいています

第17回雁坂峠越え秩父往還142km走 その5

秩父を後にすると、正丸峠まではゆるゆると上り基調。
そして夜間走の区間になります。 
 
 
第三幕の始まりです。
 
ここでも難敵が立ちはだかります。
 
それは・・・
 
「睡魔」
 
 
昨年のハセツネ デビュー戦では、睡魔に支配され、
木の切り株、側道の枯葉の上で何度も何度も寝てしまった・・・
目の焦点が定まらず、フラフラになってどうにもならんかった・・・
 
今回、この対策は・・・
夜間走行などの練習は結局できず、「ぶっつけ本番」
せめて・・・と思い、
3日前よりカフェイン絶ち。それと薬品だのみ(エスタロンモカ
 
 
では続きです。
 
CP5CP6
 
イメージ 1
横瀬先のセブンを過ぎると、ここから30Km先までコンビニが
ありません。
 
体温上昇が気になるので、アイス購入。
エネルギーは、ここまで来るとエイドの補給で大丈夫そうなので
何も購入せずに出発。
 
ライトを点灯し、いよいよ夜間走のはじまりです。
 
前後にランナーが全く見当たらず、単独走となりました。
 
正丸峠までの上りは、ダラダラと走れる上り。
気持ちを切らさず、ボチボチと走り続けます。
 
しかし、、、単調がゆえに、もう睡魔くん登場~
芦ケ久保越えたころには
フラフラと目の焦点がボーっとしてきました。
 
余りにも早い登場の睡魔くん。
悪霊退散!とばかりに、「独りカラオケ大会」開催~!
 
もう、これしかありません。
パッと思い浮かび、歌い始めたのは・・・
 
(♫)
あるこう あるこう わたしはげんき~
 あるくの だいすき どんどんいこう~
 さかみち トンネル くさっぱら~
 いっぽんばしに でこぼこじゃりみち~
 くものす くぐって~ くだりみち~
 
そう。なぜかトトロの歌です。子供が小さいころよく
家族で口ずさんでいましたが、
自然と出てきました。
 
よく歌詞を見ると、雁坂にピッタリだな~と感じます。
 
脳も疲れてきたのでしょうか、この歌を何度も何度も
デカイ声で歌いながら進軍します。
 
気が付けば、睡魔くん退散! ヨカッタヨカッタ♪
 
ようやく正丸トンネル手前までコマを進めました。
ここから右折して、元気プラザ先のCPを目指します。
相変わらず単独走ですが、街灯が無く、真っ暗です。
 
ゾクゾクして何か獣の息遣いを感じるので、
すたこらさっさ逃げるように通過。
 
CP6到着~ 計画より1時間30分貯金ができました。
まだ、20時前です。
「これは行けるかも」と、ここで光が見えてきました。
 
カップラーメンを皆さん食べていましたが、
消化のよい小豆がゆを2杯、パン3キレ、フルーツをいただきました。
ここもサクっと出発。
 
 
CP6CP7~CP8】
イメージ 2
正丸峠はここから約1Km
ここを過ぎれば、あとは下り基調です。
 
と、カメラマンのいけのすけさんがここでも
応援してくれました~
 
 四発目~ まだ元気です。
イメージ 3
(提供:いけのすけプロ)
 
 
正丸峠は、夜になると「出る」と有名ですが
今日は賑やかです。
 
途中、RUN塾江田塾長のエイドもあって
トマト、ぶどうジュースをいただきました!
私設エイドもありがたい(;>_<;)
 
正丸駅付近到着。
まだ西武秩父線が動いています。これと
並行して走るので、気分的に安心感があります。
 
水分補給ポイントも、自販機の位置がわかっているので
安心。
 
あとは集中して走るだけ。
ここまで来ると、見たことのあるランナーさんと
抜きつ抜かれつ。
ペースメーカーを入れ替わりしながら、歩かずに進軍。
 
真っ暗なので、飽きてきちゃいます。景色も同じ景色の
繰り返し。
 
しかし、当初想定スピードを上回っているので、気持ちも前向き。
あっという間にCP7ロックガーデン到着です。
時刻は21時12分。想定時刻より1時間50分貯金できてます。
 
 
イメージ 5
うめ茶漬け1杯、さけ茶ずけ1杯、梨2キレ、フルーツヨーグルト、コーラ
をいただきました。
 
エイドで出していただくメニューは、工夫されていて、飽きがこないですね!
さすがSAJ。かゆいトコロに手が届く心配りです。
 
ここから、120Kmポイント先のサンクスまでは、あまり記憶がありません。
あまりに単調すぎて、忘れてしまった。
 
サンクスには、走り屋さんがたくさんおりました。
ここで、眠気ざましのサロンパスを購入したかったのですが、扱ってなかった・・・
トイレを済ませ再出発。
 
あっという間にCP8到着~。
到着時刻 23時30分  2時間25分の貯金です。
名物イクラごはん2杯、くず湯、フルーツ、コーラをいただきました。
イメージ 4
スタッフより、「もうここまでくれば大丈夫」の言葉に
「憑き物」がす~っと抜けていく感じ。
 
急に疲れと、足の痛みが襲ってきました。
 
つづく