気が付けば毎週のように、走りに出ており、家庭内がヤバイ状態になっています。
「ワンちゃんの散歩は誰がやるのか」といった、小規模な紛争から、
大規模な衝突に発展しかねません。
「ここは、回避行動が必要だ」
ということで、野辺山は当日受付に変更。
土曜は朝・晩の散歩に加えて、家の掃除をしよう・・・
まるでロックオンされた誘導ミサイルから、回避行動するために散布
する「フレア」のように・・・ ちっとちがうか・・・
さて、話は夜の三国峠アタックです。
１１：３０に出発しましたが、だれも一緒に行けそうな方がいません。
真っ暗闇なので、できれば何人かで行動したいところ。
しかし、後ろから猛然とダッシュするランナーさんがおり、
この方とバディー組むようなカタチで峠を目指します。
目標タイムは峠まで４時間。当然歩きです。
自己紹介からお互いのラン歴など話しながら、けっこう気が紛れます。
でも２時間もすると話のネタが尽き、黙々と進軍。
そのうち相方が遅れてきます・・・ふらふらと睡魔君と戦っている様子。
私の方は、グッスリ寝たせいか、元気元気！
と、目の前を何やら横切る影がっ！
・・・タヌキくんでした。
脇にはゴウゴウと流れる川が並行しますが、標高が上がるにつれ細い流れになるのがわかります。
時刻は間もなく４時になります・・・
と、
今まで真っ暗闇でしたが、遠くの山の稜線がうっすらと見えてきます。
おお！これが 枕草子の「やうやう白くなりゆく「山ぎわ」」ってやつね！
先人の表現の巧みさを実感します。
と、気が付けば峠に到着！
ここには、土田さんというカメラマンがいて、川の道ランナーを撮ってくださいます。
ちなみちこの方は
野辺山ウルトラを１０回以上完走している「デカフォレスト」さんです！
コーンスープが冷えたカラダにしみます・・・
さあ！夜明けはもうすぐ。
いよいよ長野県です！
つづく
