今日も走ろう!

ロング好きのランナー ですが故障からの回復にもがいています

無念DNF 2015ウルトラトレイル・マウントフジ  その3

UTMF・STYの打ち上げで飲んだとき、飲み屋で
つまづいて、転んだんです。
同じような症状が昨日走っていたときに発生。
ちょっとサイドステップしたら、足がついていかず転倒しかけました。
 
普段あまり使わない筋肉が疲労して、戻っていない感じです。
 
要するに、鍛え方が十分でなかった証左で、ロードでなくトレイルのロング走で
細かい筋肉を鍛錬すべきと、反省点が明らかになってきました。
 
ということで続きです。
 
⑤→富士宮
   富士宮へは約6時間を予定してましたが、約7時間半も悪戦苦闘してました。
   区間距離が23Kです・・・
   W1麓     出発 21:22  (予定)22:35
 
   A3 富士宮   到着   4:57 (予定)  4:45
 
   「一歩一歩登ればいずれ山頂だ・・・」と自分に言い聞かせますが、
   ズルズルとすべる足元・・・
   
   左右それぞれの手で木をつかみ、登り上がろうとしたところ、
   「ズルッ」 両足が滑り落ち、
   まるで、心斎橋のグリコのバンザイポーズのような絵で、顔面から
   ドロンココースにぐしゃり。突っ込みます。
   
   突っ込んだ先が岩でなく、柔らかい土でよかった・・・
 
   こんな感じで格闘していると、眼下に街の明かりが見えるようになってきました。
   
   かすかに遠くから・・・「雪見岳山頂でーす」の声。
 
   「やった!」ようやく着いた・・・
   
   ここからは熊森山を目指します。
 
   が、急斜面の下りに悪戦苦闘。
   スリッピーな斜面に木々をつかまりクマ笹をつかみながら、
   何とか滑るのを抑え進軍。
 
   まったく睡魔が出現することなく、いつ終わるのかわからぬ登り下りの坂道の
   連続攻撃にいつしか、頭がおかしくなっています。
   「もうかんべんしてくれー!」
 
    
イメージ 1
   熊森山をクリアして、下り基調の坂道。
   走れるようになって、集団で前進していると、
 
   「ん?なんで、藪こぎ?」
 
   そうです。ミスコース。
 
   10名くらいでしょうか、ルート見失って完全に行き止まっています。
   人生初のミスコース&遭難一歩手前
 
   「来た道引き返しましょう!」と思わず叫ぶものの、
   気持ちよく下ってきた坂道を再度、登り返すのは、またツライ・・・
 
   とぼとぼと引き返しますが、戻れど戻れど、後続が来ません・・・
 
   ヤバイヤバイ!!!
 
   走力のある方が先を偵察に行き・・・ 
 
   「後続見えました~! 分岐こっちにあったー!」 の声に安堵。
 
   ロストしたのは30分くらい。
   精神を打ちのめされました。
 
   冷静に集中していればマークはわかります。
   気持ちよく下っていて、斜め右に分岐するようにマークがあったのですが
   見逃してしまってました。
 
   集団で前に従っていればよい よいう経験不足が露呈した結果です。
 
   つづく