前半5キロはダラダラとアップダウン。後半から
登りが始まります。
ここからは、割り切り。キツイと思った坂は歩いてのぼることにしています。
時刻は１：３０過ぎて暑さがこたえてきた。
これまでのダラダラ登りから、登り→ちょっと下り→ガッツリ登りと、登りの割合が多くなってくるにつれ、歩く時間が長くなってくる。
景色を楽しむ余裕もなく、ただ、淡々と前進あるのみ。
パチリ！
少し元気をもらった。
このころから頭の中では、峠はどこだーまだかーと
つぶやき始める（←まだまだなことに気づいていなかった）
ホントにキツイのは71キロの部のゴール・滝見の湯から、ほぼ峠のまでの区間です。
71キロの部のゴール地点には、ご家族のかたなどが迎えにきており
にぎやかな雰囲気でした。
それを脇目に、いよいよ馬越峠に向かいます。
「え？このヒトたちまだ走るの？」とちびっこたちの声が聞こえます。
エイドを出るとすぐに峠の入り口であることがわかります。
山道なので日差しを遮ってもらえるので、ヒンヤリしたカンジです。
いきなり斜度11％なので、当然歩きに切り替えます。
走っているひとはほとんどいません。
時刻は14：00
・目の前には延々と蛇行しながら続く坂道・しばらくすると斜面を這うように続く坂道
・見上げると頭上に道が続き、見下ろせば来た道
・まだかよ。まだかよ。黙々と歩いていると気持ちが砕けそう。
・何を考えながら歩くのか・・・道が荒れているので足運び、ルート取りのことばかり・・・
・ゴールまでの時間の計算。最悪全て歩いたときのこと・・・などなど
・何を考えて歩くのか・・・自分は大丈夫か・大丈夫かと考え続ける。
・道が開け反対側の景色が目に飛び込む。
（続く）
