記事が長すぎですが、その分だけ「楽しかった!」・・・
落ちたら終わりだぜ〜
見えるものは、一歩一歩進む足元と、ガスにかすむ木々。
聞こえるものは、ゼーゼーとした呼吸。
手に触れるのは、 ビショビショの手袋。
「守り」に徹することに「集中」しているので、気がついたら写真撮るの忘れてました。
山頂まで。
登山だったら「達成感」のある峠でも、雨で「富士山」なんて見えませんから、
「達成感」などなく、
「途中経過」でしかありません。
ので、さっさと雁坂峠を通過します。
通過して間もなく、
雁坂小屋(7K)に到着。
1000m登ったので、気温が10℃ちょっと
寒すぎです〜
を用意してくれてました!
ここまで荷物上げるの大変だったろうな〜
改めて、スポーツエイド様 感謝です!
さあ!「待ってました!」 これからガンガン下りです。
が!
↓
いたるところ、奈落の底への入口が〜
ひょえ〜・・・ヽ(´Д`;)ノ
ま、写真撮るだけ余裕出てきたのか・・・
↓
と、油断していると必ずやってくる・・・
「あそこはぬかるんで、滑りそうだ」
↓
「右足は、ちょっと右側にある「笹の部分」に着地させよう」
↓
「ずるっ・・・」 ヽ(´Д`;)ノ
↓
「ぬぉぉぉ〜」
↓
踏み場が笹で隠れていたのか、ズルリっと滑って、
気持ちよく熊笹の中に転倒して、急斜面に滑り落ちていくのでありました・・・
↓
しっかりと熊笹をつかんだ両手でなんとか転落はまぬがれ・・・
「咳をしてもひとり・・・」 ならぬ 「ころんでもひとり・・・」
大自然のなかで独りぼっち。寂しく走りだすのでありました。
あとは、とにかく坂道を、
下る ・・・下る ・・・下る というか、
落ちる・・・落ちる・・・落ちる
ありゃ? あとどれくらいなんだ〜 出口が見えません!
と、奥宮選手に軽くパスされていきます!
こんな悪路で・・・バケモノのようです〜
そうこうするうち、車の通過する音が聞こえてきます。
ようやく、大自然から開放されます。
懐かしい音・・・言い過ぎかもしれませんが、正直な感想。
↓
ようやく、登山道から開放された瞬間でした!
あと10キロ弱。
普通の「道」を走る幸せ♪
さあ、走るぜ〜!
続く・・・