先日の雪は「なごり雪」であったのかと
「暦」の確かさに関心させられます。
「アルペジオ」を急いで覚え、卒業後に進路が異なる
片思いの彼女の前で「なごり雪」を歌った頃をふと想い出します。
気がついてみれば自分の息子も、その頃の自分と同じ年頃。
我が家にもようやく春がやってきました。
と、いうことで、家庭を気にすることなくレースモードになってきました。
運良く手にした京都マラソンに向け、練習再会です。
(明日・明後日開催されるヘンタイレースに参加しなくてホントよかった・・・)
さて備忘録の最終回です。
【20Km→30Km】
撃沈以降、残りの距離が重たく感じます。
しかし、ギャラリーの多いエリアです。
「ヘタレおおかみ」を沿道の皆様に見せるわけにいきません。
もう、意地になって沿道の声援に応えていきます。
元気をもらうしかないと決めた私は、「おねーさん」の集団を
ターゲットにハイタッチを繰り返していきます。
しばらくすると、Y!ボンバーズ応援隊のポイント(26Km)
「団旗」である「カレー」の文字が見えてきます。
→ホント、ほっとして元気もらえます。
(提供:SSMスポーツ)
ここが自分にとってキツイ地点。ガス欠も襲ってきます。
トボトボと・・・元気ありません
【30Km→G】
さあ、泣いても笑っても、ラスト12キロ
ここからがドラマです。
速度は、みるみる降下していきます。
地点名
Point |
ラップ
Lap |
通過時間
Time | |
25km
|
02:00:17 (1:58:45)
|
0:26:26
|
11:10:17
|
30km
|
02:26:47 (2:25:15)
|
0:26:30
|
11:36:47
|
35km
|
02:54:37 (2:53:05)
|
0:27:50
|
12:04:37
|
40km
|
03:23:51 (3:22:19)
|
0:29:14
|
12:33:51
|
築地本願寺にいるY!ボンバーズ応援隊を「心のよりどころ」に
何とか走り続けますが、もうヘロヘロ。
mamaちゃんの八朔をいただき、なぎささんのお菓子をいただき、
慎さんのサロンパスを噴射して、心身をリセット。
最大の難関である佃大橋に向かいます。
叫んでます・・・
しかし・・・
沿道の声援に、「声なく」手を振るのが精一杯。
応援に応えられず、気が付けば「黙々」と走っています。
挙句の果てには、応援いただいているのに、応えるのが「しんどい」ので
沿道から離れた場所を選んで走っています。
まったく情けない自分・・・
沿道の応援に応えられてない・・・
こんなことでイイのか?
思い直したオオカミは、最後の坂道をむかえると、改めて沿道の声援に
応えながら、スピードの上がらぬラストスパートにエンジンを点火するのでありました。
ゴールまで続く、絶えない「声援」。
ランナーを見知らぬひとでも応援する沿道の方々。
それはまさに「絆」に結ばれ、「東京がひとつになる日」にふさわしい1日でありました。
おわり
おまけ
読売新聞2月27日朝刊