ようやく筆をとることができました。
結果から言えば撃沈。
もう少し冷静に自分の能力を見つめ、作戦を立てていればよかったと、戦いを終えて反省の日々でございます。
【反省点】
①高低差のある大会に対応できる心肺機能・筋力が不十分。
富士五湖ではなんとか対応できましたが、野辺山を走りきるには
トレーニング方法を修正して、「脚」の強化を図る必要あり。
累積標高差を見れば、
野辺山 1,498m
富士五湖 850m
ちなみに
UTMF 8,530m 完走したくまさんすごいですよね~
②薬物注入
鎮痛剤を使用した経験が無いのですが、常態化した痛みには積極的に使用すべきであった。
ま、経験に学んでいくしかないのでしょう。
で、こんな目標そして結果でございました。(前半部分)
今回は「12時間」を切ることを目標に作戦立案いたしました。
前半は、このとおり、ほぼ目標どおり達成して、「満足」しておりましたが・・・
あ、長文ですので要約します。
「撃沈しかけた」けど、
途中出会った「天使」のような美ジョガーさんのおかげで復活
なんとか12時間48分でゴール。
これだけの話でございます。
では備忘録です。
【スタート~50Km】
・野辺山の前半50キロは、慣らし運転みたいなもんですので、抑え気味にいきます。
・例によって、ウルトラのスタートはマッタリ。ランランさんと仲良くスタート。
・チアリーダーさんの応援に応えていたら、ランランさんとはぐれてしまった・・・。
・朝霧の中、突然現れたでランナーに興奮したのか、放牧されている牛さんたちに
見送られていよいよ林道トレイルへ~
道は、この程度の砂利道です
・間もなく霧が晴れ、残雪の八ヶ岳が見えてきます。
・いや~贅沢なひととき。
澄み渡る八ヶ岳・さえずる鶯・しっとりとした木々の香り。
・スースー・ハァーハァー・・・呼吸も安定し、心拍数も抑え巡航速度で
標高1908m横岳の中腹を目指します。
・35Km稲子の湯へ到着~ 景色を楽しみながら走れるので、あっという間。
名物「おしるこ」はパス。甘いものニガテ・・・
・ここの急坂を越えれば、50Km地点まで一気に下りです。
標高差約800を下っていきますので、気分爽快!
・目標タイムから1分遅れだけど、この程度なら大丈夫!
【後半戦】
さ、ここからがスタートみたいなもんです。
今までのことは無かったことにして、50キロレースだと思い、気持ちをリセット。
と思いきや、上記のように、後半60Kmまでで、ガタガタです。
①距離の感覚が麻痺する道(50→60Km)
・いつもなら、「10Km」の距離はカラダが覚えていますが、
ここの10Kmは、なぜか「体感距離」以上に長いのです。なぜでしょう?
・そんな時に限って、トラブルが発生するもんです。
いつもの右脚の痛みが出てきました。
・59キロトランジット到着~
用意していた「サロンパス」で右足を冷却して、さ!スタート!
②ヘタレNaokiの登場
・さ、途中まで緩やかな下りだから、気持ちよくいくぞ~!
・・・ん?
ひざの痛みが「ギンギン」きてます。
ストレッチしては走り、走ってはストレッチしながら、
下り坂でも走れません。
とランランさん発見~! 快調に走ってます。
・ここから「走る坂道」「走らない坂道」を分けて進軍。
タイムがどんどん落ちていきます。
◎反省点・・・
ここは歩くところじゃねーよなー! という場所も歩いてます・・・
・71キロ滝見の湯エイド到着~
すると、背後より天狗の声だろうか・・・
「ここ歩くところ~~???」
意識が朦朧としたのでしょうか、声がきこえます。
ん?ランランさんじゃないですか~
パパられてます・・・
ストーカーするチカラもありません
・馬越峠の入り口到着~
さ、「歩こうっと♪」 最初から歩くと割り切ってます。
ん?すごい! ランランさんは走ってます! さすが筋金入り!
ここから急激に下ります2.5Kmで300mを転げ落ちます。
前回は、ここで「涙がちょちょぎれる」ほど、脚の筋肉痛に悩まされましたが、
今回は、キッチリ修正。筋肉疲労は大丈夫です。
ただ、ひざ&ふくらはぎの痛みは治まる様子はありません・・・
・87キロトランジット到着~
雨がポツポツきたので、予備のゴミ袋雨具を小型リュックに。
うどん・おにぎり・バナナ・コーラを流しこみ、
さ、もうちょっと!
・いよいよ痛みがピーク。平地でも、走って・止まって・ストレッチ
を繰り返しながら進軍。
③ Naoki 復活か!
小型ペットの水を脚にかけて冷却しながら、屈伸していると・・・
「これ、お使いになります?」
エンジェル登場~♪
つづく