ゼッケンが原型をとどめてません。
二重に折って破れないようにしてピン止め。
これを何度も繰り返し・・・
渋い顔してます
ポーズとる余裕もなし・・・
だんだんと消耗が激しくなっていきます。
途中、別の場所をスタートする50Kmコースの選手が合流してきます。
「みんな元気だな~」
ガンガン抜かれていきます。
朦朧としていると・・・
「さぁ 私についてらっしゃい♪」
幻聴でしょうか
50Kmコースの女子ランナーさんが、ポニーテールを揺らしながら
ぶち抜いていきます。
「はーぃ♪」
ロックオン走法開始!
女子が多いな~
次から次に抜かされていきます。
元気が回復してきて、復活!下りの坂道が快調です!
銀河高原ビールに向かう上りも快調。
唯一のスライド部分でランナーとすれ違います。
銀河高原ビール工場のエイドでは牛乳プリンがうまかった~
(途中エイドの出し物が単調なだけに・・・)
さあ、ここまでくればもうちょい・・・
ん?
雨が止んでいるのに、左足の靴の中が
「グチョグチョ」しているな・・・
・・・まさか・・・
「気のせい 気のせい・・・」
あえて現実を直視せず、ロキソニンを投入することにしました。
延々と下ってきて90キロ過ぎ、
いやらしい上り坂、そして延々と見通しがきく直線コースと
ランナーの精神をボキボキにします。
そして・・・ゴール
岩手の地を制覇しました!
気のせい・・・の結果
・・・シューズは茶色に染まっておりました。
おしまい。
後日譚
この悲惨な話を
「いや~こんなに大変だったんだよ」と家族にしても、
「往復の交通費と宿泊代っていくらかかっているの?
それに参加料もかかるんでしょ?」
と、凍りつくような切り返しに
「痛い」思いをするのでありました。
・・・北海道、九州への遠征は遠い・・・