今日も走ろう!

ロング好きのランナー ですが故障からの回復にもがいています

2023 サンフランシスコマラソン参戦&北カリフォルニアの旅 3日目

三日目は移動日。ヨセミテ公園付近から、サクラメントを経由してチーコという都市を目指します。(360Km 東京-名古屋)

宿泊はここから再度南下し、ナパバレーへ。(220Km)

トータル約600Kmを車で移動します。国内の場合、東京から神戸の先、姫路あたりまでの距離に相当します。

今回の旅は、息子が留学していた都市を見に行くことも大きな目的の一つでした。

留学エージェントを使わず、現地の生活立ち上げに苦労したり、初の人種差別を受けたことに衝撃を受けたり、疲労のため倒れた上、救急車で運ばれ精密検査を受けた街。

幸い、命に別状は無く、単位も取得でき南部の大学にトランスファーすることができました。

親としては、何も手助けができす悶々としていたことを思い出します。

挙げ句の果てには、野火が拡大して避難する騒ぎに遭遇。現地のニュースを見ては、ラインでの既読通知に、無事を確認しておりました。

 

陸の孤島というような場所。閑静な住宅街の中に立地する大学で勉強には身が入ると思います。

ただ、住居からの移動には、車、自転車が無いとキツそうです。

 

特に観光するポイントは無いのですが、ビールの醸造所本社

シエラネバダブリュワリーがあり、立ち寄ってきました。

 

無料の飲み比べセット。

IPAはうまい! これくらいなら運転はOK。

午前中に目的を達成でき、少し時間ができたので南部のサクラメントに向かうことにしました。

西部開拓の礎となった鉄道。西部劇には欠かせない乗り物ですが、博物館があったので寄ってきました。

 

歴史が丁寧に解説されていて、見応えあります。

 

 

付近の街は、当時のアメリカの風情が味わえます。

バーに立ち寄って一杯やりたいところですが、今日は長距離ドライブでヘロヘロです。

早くナパバレーのホテルに向かうことにしました。

 

宿泊は安く抑えたかったので、チェーン店の「モーテル6」

安普請なので上層階の足音と隣室の物音を避けられる部屋ならラッキーです。

受付でリクエストして、2階端の部屋をゲット。安眠できそう(^o^)

 

 

 

2023 サンフランシスコマラソン参戦&北カリフォルニアの旅 2日目

2日目はヨセミテ公園観光。旅行の目玉のポイントです。

宿泊したホテルは、ヨセミテ公園の南にあるオークハースト。1時間30分ほどの小さな街にあります。お弁当の買い出し、ガソリン給油に最適な街なのと、ホテル代が安いのが魅力です。

出発は朝4時。

夏休みの渋滞に注意との事前情報があったので、8時前の現地入りはマスト。

日の出がすばらしいとの情報もあり、間に合うように向かいました。

また、入園料を事前に支払ったほうがよいとホテルスタッフのアドバイスあり、HPで登録、支払いを済ませておきました。

 

トンネルビュー(トンネルから出たところにある駐車場)からの日の出。

ハーフドームが朝にに輝きます。場所は、ヨセミテビレッジ内。ここは周囲が切れ立った花崗岩に囲まれ、巨大な穴の中にいるようです。

 

朝日に輝き、スピリチュアルなものを感じます。

日本なら修験道の修業の場として、また神社が祀られるといったところでしょうか。

 

駐車場から歩いて2時間。往復4時間。登山道は整備され、家族連れで登山を楽しんでます。

ハーフドームを裏側からみたところ。花崗岩が隆起して氷河により削られたとのことだが、規模の大きさに圧倒されます。

 

米国は、カラカラに乾いた砂漠のイメージがありますが、ここは別世界。

日本の風景とも異なり、滝も川の流れも圧倒的。

 

再び一番低いところまで下山し、ミラーレイクという湖にやってきました。

皆さん遊び方を知っているようで、水着に着替えて楽しんでいます。

抜群な透明度。

 

 

写真だと伝わりませんが、垂直の壁。地震が起きれば、巨石がバンバン落ちてきそう。

 

この後、グレイシャーポイントというハーフドームを俯瞰できるポイントに行きたかったのですが、往復5時間の登山。 これはマラソン大会前に負荷になるため、やめておきました。

車でアクセスできそうなので、遠回りして行ってみましたが、道路封鎖され断念。

ここで本日の観光は終了です。

 

大自然の景観に圧倒され、自然と涙が溢れる経験はこれで二度目です。

(一度目は北アルプスの雲ノ平。)

一生のうち一度は訪れてみるべきポイントと感じました。

 

 

 

 

 

 

2023 サンフランシスコマラソン参戦&北カリフォルニアの旅 1日目

2023年7月23日開催 サンフランシスコマラソンに参加してきました。

この時期、酷暑の日本や各国でも熱波の報道が相次いでいますが、サンフランシスコは想像以上に涼しく、早朝には風が吹くと寒いくらいでした。

今回の日程は、以下のとおり。メインはヨセミテ公園ですが、息子が留学期間の前半を過ごしたサクラメント北部の街 チーコを見に行くのも目的の一つでした。

1日 成田→サンフランシスコ(サンノゼ空港)

   レンタカー→シリコンバレー見学→Oakhurst(ヨセミテ公園手前)泊

2日 ヨセミテ公園観光

3日 移動日 →サクラメント→チーコ→ナパバレー泊

4日 ナパバレー醸造所めぐり

5日 移動日→サンフランシスコ泊 アルカトラズ島ツアー

6日 マラソン受付 市内観光

7日 マラソン当日

8日 帰国日

 

【1日目】

今回もZIPAIRによる移動です。往復で9万円弱。毎度お財布には優しいです。

外国人観光客にも同様で、座席は満席です。(トイレの出入りが辛かった・・・)

追加費用を払って足元の広い最前列のシートがオススメです。

サンノゼ空港はシリコンバレーに近いので、アップル本社、メタ本社、グーグル本社を見学してきました。

アップル本社はビジターセンターが充実。住宅街を抜け忽然と広大な姿を現しました。

本社の模型です。これにタブレットをかざすと・・・

本社の全体像が現れます。

実店舗を持つ会社だけあって、ビジターセンターは立ち寄る価値があります。

メタは看板だけ。ビジターセンターは無く一般の観光客は近づけない感じ。

グーグルはビジターセンターのような施設がありましたが、受付で聞いてみると、社員の関係者のみしか施設に入れませんでした。施設内の写真もNG。

 

さて、ここからヨセミテ公園の入り口、オークハーストにあるホテルに向かいます。

しかし、買い出しをキチンとしないと大変なことになるので、水、軽食を買い出しして、いざ4時間のドライブへ!

FM聞きながらのロングドライブ。延々広がる景色を見るのは、最初のうちだけですが楽しいものです。

次のガソリンスタンドが不安なので、こまめに給油。トイレも限られるので済ませます。

 

ホテルにチェックインを済ませますが、安いホテルだけあって、モーテルに近い感じ。

ヨセミテ公園に近くなればなるほど値段が上がるので、円安のご時世にはやむを得ません。

こんなホテルでも、テスラの給電ポイントが充実! インフラが先行して整備されてます。

 

翌日は早朝スタートなので、早々と就寝。20時でも明るい(^_^;)

 

 

 

 

 

2023 例幣使みちジャーニーラン(stage1+2 京都→軽井沢)395km その6

いよいよゴールが見えてきました。

しかし、この先、こんなキツイ峠が待ち受けているとは・・・

【Day7】下諏訪宿岩村田宿

この峠道の負担がどの程度なのか未知だったので、オプションを事前に検討しておりました。

これまでのような鉄道へのエスケープルートが無く、万一の場合は、芦田宿から佐久平までのバス移動もオプションとして想定していました。

 

さて、本日も4:00スタート。寒暖差がはげしく、今朝も長袖でスタート。

しばらくコンビニ無いので、食事・お菓子は多めに背負っていきます。

淡々と坂道を上っていきます。ここも旧中山道と県道を行ったり来たり。

見どころの木落し。

 

中山道は、このような道?というような場所を走ります。

地図では、ここを入るとなってますが、途中まで行くと踏み跡が消えておりましたので一旦引き返します。

引き返し左側は踏み跡があったので、こちらを進みました。

いや〜本格的な トレイルです。

熊鈴もってくればよかった〜 ポールをガチャガチャ鳴らし、一人カラオケ

和田峠到着。遠くに御岳山。

予想通りキツかった(T_T)

 

下りの旧道は走りやすく、全く空気が変わりました。

ここが産地なのね。

 

車だと通り過ぎちゃうけど、美しい松並木。広重の絵にもあります。

この先に公園のトイレがありましたが、道中トイレはほぼ無い(コンビニ無し)です。

 

本陣跡に上がらせていただきトイレをお借りしました。

浅間山が見えてきました。いよいよゴールが近づきます。しかしここからが遠い。

ちょうど「川の道戦士」がここを通る日だな〜と思っておりました。
と、偶然、川の道戦士と遭遇! エール交換できました。

今日はこの岩村田交差点で終了。あと20Kなのでゴールできちゃう距離ですが、

近所のホテルでピットイン。

佐久平プラザ21は、川の道のコースでもあります。

外で応援したかったですが、眠気に襲われて早々と部屋へ。

部屋からは何組かザックのライトが見えましたので、気持ちだけでもとエールを送りました。

 

【Day8】岩村田宿→Goal

朝4時出発が続いてましたが、久しぶりにゆっくり出発です。

一旦、岩村田交差点まで歩きで戻り、あとはウイニングラン。補給もトイレも心配

いらないので、心おだやかに楽しむことにしました。

佐久界隈は車で通り過ぎることはあっても、旧道をじっくり見る機会はありませんでした。

ある程度、昔ながらの家並みは保存されていることに驚きました。

軽井沢が近所だと思えないくらい。

並木も古さを感じられます。

軽井沢付近の国道で時々利用しますが、改めてじっくりと見ることができました。

北国街道の分岐です。滋賀県で見て以来の北国街道分岐。

ここもチェックポイント沓掛宿です。個人宅ですが表札に「本陣」とあります。

中軽井沢交差点付近。

いよいよ軽井沢の高級別荘地に入っていきます。

六本辻 ゴール。

中心の花壇に倒れ込んでおりますと、GWの観光客、自動車で賑わう人々の不思議そうな視線を浴びてしまいます。

スタッフは当然おりませんので、一人でゴールした嬉しさを噛み締めておりました。

すると、観光客ご一行様が近づいてきます。

「写真とりましょうか?」「どちらから?」などと定型的なお話をしていますと

流暢な日本語を操る女性。インドからの観光客でした。

話が盛り上がったので、一緒にゴールを祝っていただきました。

以上。

2023 例幣使みちジャーニーラン(stage1+2 京都→軽井沢)395km その5

【Day6】福島宿→下諏訪宿

毎日ホテル泊なので、その日に着たウエアは夜にお風呂で洗濯し、翌日着て出発します。ただ、靴下は乾かない場合があるので、ザックにくくり付けて走りながら乾かすか、ホテルのドライヤーで乾かします。靴下には細心の注意をはらっています。

さらに日々のルーティンとして、マッサージオイルでの足指、脹脛のケアは必須です。

おかげで日々リフレッシュして出発できます。

今日のコースは、鳥居峠塩尻峠と二箇所の峠越があります。

事前計画の際大きな課題でした。疲労と痛みの状況がどの程度予想されるか。

場合によっては、塩尻で宿泊 or 電車で下諏訪行って宿泊後引き返すか。

いろいろオプション想定してスタートです。

時間は4:30。谷あいの街で街灯なく、ライト必須でした。それに寒い。

予備の風よけを初めて着用。

買い出しは、19号沿いのデイリーヤマザキ

今日も旧道と19号が糾うように入り組んでいるので、マップに注意しての歩きになります。早速、デイリーの先は入り組んでいて???な状況です。中央本線とも糾うように進軍します。

中山道中間地点。

気がつけば、怒涛の如く流れていた木曽川は細くなり、静かで穏やかな朝です。

19号から外れているのでノンビリした風景を楽しみながら進軍できます。

宮ノ越宿

この先、再び19号に合流しセブンがあるので小休止。セブンの交差点を右に行けば権兵衛街道、権兵衛トンネル、伊那インターという中央道に抜けるルートで、以前車で利用したことがあります。

この先、地図ではトンネルを通るのですが、当時のルートは・・・と見ると、

左に跡のが残り、門で閉ざされ私有地のようです。

さて、初めてのトンネルではないでしょうか。歩道はあるのですがトラック通過すると風圧が凄い!

しばらく19号を走り藪原駅手前を旧道、中央本線をくぐり藪原の町並みへ。

 

長屋を区切る防火塀

櫛は今でも。

外国人観光客多くって、英語は必須だそう。

藪原宿到着。いよいよ鳥居峠へ。

藪原の街並み。このあと鳥居峠に向かいましたが、GPSうまく受信できていないのか、マップの位置情報がイマイチ不安定・・・

と、またまた痛恨のミスコース。

分岐を直進すべきところ、右折し山頂目指しどんどんと30分ほど登ってしまった。作業用の道が開けていたので、誤ってしまった(T_T)

おかげで、旧道より少し上にあるこのポイント発見。分水嶺

下りの細いトレイルを抜けると、世界がパッと広がり、奈良井宿へ。

 

 

いやー 素晴らしい街並み。江戸時代の往来を体感するよう。

そうすると、お茶屋の軒先のベンチから手を振る2人がいます。

2日前、落合宿から馬籠宿に向かう途中、雨の中すれ違った二人。

スペインからの旅行者です。

「ひさしぶり〜 ぐうぜん! すぐわかったよ〜」とのこと

「おにぎり食べてるんだけど 一つ食べる〜」とすすめられましたが、

「いやいや大丈夫。 それにしても、日本にはもっと面白いとこあるのに

なんで?」

「こういう場所が好きなの〜」とのことでした。

 

確かに素晴らしいエリアですが、海外の人もこの昔の世界観が大好きのようです。

ここから先、19号、中央本線奈良井川をそれぞれ糾うように進みます。これまで同様19号の側道は危なくてしょうがない。

 

贄川宿到着。 と、前から気合の入ったご夫婦が歩いてきます。

すれ違う方には必ず挨拶をするようにしてますので、今回もご挨拶。

お互い、「何してるの?」

お互い、「ビックリ!」

東京から京都まで旧中山道を歩いて旅しているニュージーランドからのお二人。

「歩く方法しか移動の方法しれねーんだよ ガハハ!」

「日本には、電車という乗り物があることを知るべきだ ガハハ!」

などと盛り上がりました(^o^)

中山道を紹介する本を読んで、待ちに待って来日したそうです。

 

おそるべし!日本の歴史&観光資源。

本山宿、洗馬宿と進むと、左右の山並みがどんどんと開けて、木曽の山深い道が終わるとわかります。

すると、善光寺道との分岐。

川の道フットレースで立ち寄る善光寺。いや〜感慨深い!

江戸の昔も、善光寺立ち寄る人も多かったんだろうな〜。

はるか左の奥には北アルプスの山々。あれは穂高かな〜と、

新たな景色の場面転換に感激。ゆっくりだけど、テーパパークを歩いているようだ。

ただ、ここしばらくコンビニ無くトイレが無い・・・やばい・・・

塩尻宿到着。この直前のデイリーでようやくトイレを済ますことができた。

トイレ計画を甘くみていた。旧道にはホントにコンビニないので困ったもんだ。

 

ここから緩やかな上りが始まる。。。長い長い上り坂。これでもかと直線に上ります。

塩尻峠を越えると、一転して急な下り坂。足は終わっているので、走れない(T_T)

 

諏訪湖が見えた〜 よくここまで来たもんだ!

この先道なりと思いましたが、住宅地の裏道通ったり、分岐をミスコースしたりしましたが下諏訪宿到着〜

 

甲州街道中山道の合流地点。

江戸の昔、なぜ甲州街道はメジャーにならなかったのかな・・・

下諏訪宿本陣到着 今日はここまで。

すぐそばのホテルへGo! 温泉地なのでじっくり癒そう(^o^)

 

2023 例幣使みちジャーニーラン(stage1+2 京都→軽井沢)395km その4

昨日のガーミン。これまで市内の風景からいよいよ山岳地帯へと風景が変化してきました。

往時の旅人も、この風景の変化を楽しんでいたのでしょうね。

驚くことに中津川の飲み屋はどこも予約で満席。旅行客相手の主だったところはNGです。ようやくたどり着いた地元の居酒屋で、久しぶりに息子と一献。

温かい食事は久しぶりです。ガッツリとカーボン補給できました。

 

【Day5】馬籠宿→福島宿

朝5:00スタート。雨はザーザーという降り方で気持ちが萎えてきます。

ただ、息子のサポートを得たことでモチベーションアップ。

車で昨日の終点 馬籠まで乗せていってもらいました。

正午まで雨の予報ですので対策は万全に。

有名ブランドの雨具よりコンビニの雨合羽が自分には合います。

また、靴下は2足ザックへ。ムレ対策の着替えも準備。

いざ、雨修行のスタート!

馬籠宿から馬籠峠まではさほど距離はないので、下り基調を楽しめます。

が、豪雨なので危ない危ない!

中山道の一部は崩落してて通れませんでしたので県道へ迂回。

あっという間に妻籠宿へ到着です。

妻籠も町並みがキレイですが早朝なのと豪雨なので人影無し。

 

古道に郵便局あり。

雨ザーザーなので写真ほとんど撮れず。

 

黙々と前進すると眼前が開け、木曽川の轟。SL公園には現物が展示されてました。

三留野宿到着。

中山道と国道19号が糾うように続きます。

大型のトラックが通ると風圧がキツイ! 早く旧道に入りたい!

時々行き過ぎて、旧道に入るのを見逃しそうになります。

野尻宿。旧道なので静かです。

野尻宿先 大桑駅手前を旧道に入るのですが、痛恨のミスコース。

国道19号を進んでしまいました。

ここから川沿いを避けて山岳地帯に迂回するルートは頭にあったので、ヤバい!と

速攻修正。危なかった〜

須原宿到着。

この先も、気をつけないと19号をそのまま行ってしまう箇所があるので注意です。

かつて毎年走ったOntakeウルトラの王滝方面を左に見ながらズンズン進みます。

車では何回か走った19号から旧道に入り木曽福島方面へ。

開けたエリアに出ると木曽福島の町並みが見えてきます。谷あいのエリアに僅かにひろがる平坦なエリア。なんだかホッとします。

今日はここで宿泊。

雨だったので今日の行程消化できてホッとしてます。ミスコースが何度かあり、疲れました。。。

明日は諏訪湖へ。完走が見えてきました。

 

 

2023 例幣使みちジャーニーラン(stage1+2 京都→軽井沢)395km その3

久しぶりのブログに、その1、その2の記事を読み返してみると、どんどん下手な書きぶりになっていっていることを実感。ランと同じ。

さて、今回のジャーニーラン 故障を抱えながらの旅でしたので、どこまで続くかが最大のネックでした。

とにかく第一ステージの中津川まで行けば、なんとかカラダは大丈夫だろうということで、3日目くらいから安堵感といいますか、回復を実感しはじめました。

とは言え、左足内側広筋が機能しないせいで、ハムがその分を代行し、脹脛が引っ張られパンパンになってしまいます。屈伸もできなくなるので5Kmごとに、セルフケアをしながらのウォーキングです。

幸い、トレランポールがイイ相棒となってくれたので、なんとかこの先いけそうです。

 

ガーミンでログとってたので、これも記録として載せることにします。

1日目 もし走れていれば、彦根までいきたかった。

2日目 擂鉢峠の分岐を見落とし、米原方面に行ってしまった。これではわからんが。

木曽三川 街道整備される戦国時代は進軍難渋したでしょうな。

さて、本日の記録にもどりましょう。

【Day4】御嵩宿→馬籠宿

朝食のバイキングは値段に含まれているので、ガッツリ食べていきたいところ。

しかし、「朝食6:30から」というノンビリしたスケジュールにはついていけません。

今日も元気に4:00スタート。タクシー呼んで現地に戻ります。

「朝早くからすんませんね〜」

「夜勤なんで大丈夫です。夜勤終わりかけでお客さん乗せられてラッキーです。」

この時間に「御嵩駅」に行く客は皆無と思われるので、不審者に思われないよう、軽く説明。

「あのエリア クマよりイノシシ出るから気をつけてね〜」 ・・・^^;

ということで、御嵩宿。

この先のコース脇にローソンがあり、しっかり補充してこの先に備えます。

 

これまでの3日間を振り返れば、旧中山道にはコンビニ無く少し離れた国道・県道にあるので、補給、トイレは不自由しませんでした。

しかし、ここから先トイレは不安でしたが、細久手宿大湫宿、深萱立場本陣跡、西行の森にありますので、大丈夫かと思います。

 

これまで、数々の歴史舞台や自然の景観を楽しめましたが、御嵩から先は道が細く、私有地のような家の裏庭を通るので、大丈夫か? と心細くなります。

また、「牛の鼻かけ坂」といった名称にあるような激坂が随所にあり、現代の自動車を前提にした「道路」ではありえない坂道を楽しむことができます。

 

ここから先、浅田次郎著「一路」にも随所に地名が出てくるので、先生が取材された際も印象に残るくらいだったのだろうと想像できます。

謡坂の石畳道では、石畳をよく見ると石を割る際にできた痕があったり、当時の肉体労働の息遣いが伝わってきます。

 

細久手宿。トイレはこの先 細久手公民館隣にあります。

チップ制でしたので、チャリンと寄付。

 

養鶏場やらハムの工場やら、警察犬の訓練学校なんてのもあります。人里離れたエリアならでは。

で、何やらヤンキー車がボボボと次から次へと来るではないか! 旧中山道でドリフト楽しむのかよ あぶねーなー と思っておりましたら、近所にサーキットがあるんですな。

夜間だったらビビっちゃう。首無し地蔵。

おおくて と読みます。 長久手の「くて」も元はこの「湫」。

湿地帯という意味だそうです。

古民家を改装したカフェなど、キレイに整備されており、この先にトイレ・自販機があります。

宿場の特徴「枡形」T字路を右折するとすぐに激坂。十三峠のはじまりです。

地元のランナーさんでしょうか、激坂で練習しています(^o^)

西行公園にもトイレがあり、ここを下るといよいよ恵那の町並みが見えてきます。

 

大井宿。 ここもキレイな枡形の宿場町。クランク続くのでミスコースに注意。

この先、ジワジワと上り基調。Googlemapでは分かりづらいアップダウンが連続します。

中津川宿 ここの宿場町も街全体の風情があっていいですね。

ホテルはここに予約してあります。

馬籠で泊まりたかったんですが、予約で一杯。時刻はまだ14時なので、先を急ぎます。

峠越の前は、宿場町の間隔が狭いですね。すぐに落合宿到着。

本陣跡がキレイに残っており無料で見学できます。

いよいよ上り基調。石畳を抜けていくと馬籠宿。

外国人観光客のほうが日本人より多かった(^o^)

いい雰囲気ですね。大挙して外国人が訪れるのもわかります。

花かご背負ったおばあさんの後ろ姿を写真におさめる外国人の姿が印象的でした。

 

今日はここまで。雨が降ってきました。

ここから中津川まで引き返します。バスの予定でしたが、名古屋在住の息子がバックアップしてくれ助かりました。