【Day6】福島宿→下諏訪宿
毎日ホテル泊なので、その日に着たウエアは夜にお風呂で洗濯し、翌日着て出発します。ただ、靴下は乾かない場合があるので、ザックにくくり付けて走りながら乾かすか、ホテルのドライヤーで乾かします。靴下には細心の注意をはらっています。
さらに日々のルーティンとして、マッサージオイルでの足指、脹脛のケアは必須です。
おかげで日々リフレッシュして出発できます。
事前計画の際大きな課題でした。疲労と痛みの状況がどの程度予想されるか。
場合によっては、塩尻で宿泊 or 電車で下諏訪行って宿泊後引き返すか。
いろいろオプション想定してスタートです。
時間は4:30。谷あいの街で街灯なく、ライト必須でした。それに寒い。
予備の風よけを初めて着用。
買い出しは、19号沿いのデイリーヤマザキ。
今日も旧道と19号が糾うように入り組んでいるので、マップに注意しての歩きになります。早速、デイリーの先は入り組んでいて???な状況です。中央本線とも糾うように進軍します。
中山道中間地点。
気がつけば、怒涛の如く流れていた木曽川は細くなり、静かで穏やかな朝です。
19号から外れているのでノンビリした風景を楽しみながら進軍できます。
宮ノ越宿。
この先、再び19号に合流しセブンがあるので小休止。セブンの交差点を右に行けば権兵衛街道、権兵衛トンネル、伊那インターという中央道に抜けるルートで、以前車で利用したことがあります。
この先、地図ではトンネルを通るのですが、当時のルートは・・・と見ると、
左に跡のが残り、門で閉ざされ私有地のようです。
さて、初めてのトンネルではないでしょうか。歩道はあるのですがトラック通過すると風圧が凄い!
しばらく19号を走り藪原駅手前を旧道、中央本線をくぐり藪原の町並みへ。
長屋を区切る防火塀
櫛は今でも。
外国人観光客多くって、英語は必須だそう。
藪原の街並み。このあと鳥居峠に向かいましたが、GPSうまく受信できていないのか、マップの位置情報がイマイチ不安定・・・
と、またまた痛恨のミスコース。
分岐を直進すべきところ、右折し山頂目指しどんどんと30分ほど登ってしまった。作業用の道が開けていたので、誤ってしまった(T_T)
おかげで、旧道より少し上にあるこのポイント発見。分水嶺。
下りの細いトレイルを抜けると、世界がパッと広がり、奈良井宿へ。
いやー 素晴らしい街並み。江戸時代の往来を体感するよう。
そうすると、お茶屋の軒先のベンチから手を振る2人がいます。
2日前、落合宿から馬籠宿に向かう途中、雨の中すれ違った二人。
スペインからの旅行者です。
「ひさしぶり〜 ぐうぜん! すぐわかったよ〜」とのこと
「おにぎり食べてるんだけど 一つ食べる〜」とすすめられましたが、
「いやいや大丈夫。 それにしても、日本にはもっと面白いとこあるのに
なんで?」
「こういう場所が好きなの〜」とのことでした。
確かに素晴らしいエリアですが、海外の人もこの昔の世界観が大好きのようです。
ここから先、19号、中央本線、奈良井川をそれぞれ糾うように進みます。これまで同様19号の側道は危なくてしょうがない。
贄川宿到着。 と、前から気合の入ったご夫婦が歩いてきます。
すれ違う方には必ず挨拶をするようにしてますので、今回もご挨拶。
お互い、「何してるの?」
お互い、「ビックリ!」
東京から京都まで旧中山道を歩いて旅しているニュージーランドからのお二人。
「歩く方法しか移動の方法しれねーんだよ ガハハ!」
「日本には、電車という乗り物があることを知るべきだ ガハハ!」
などと盛り上がりました(^o^)
旧中山道を紹介する本を読んで、待ちに待って来日したそうです。
おそるべし!日本の歴史&観光資源。
本山宿、洗馬宿と進むと、左右の山並みがどんどんと開けて、木曽の山深い道が終わるとわかります。
すると、善光寺道との分岐。
江戸の昔も、善光寺立ち寄る人も多かったんだろうな〜。
新たな景色の場面転換に感激。ゆっくりだけど、テーパパークを歩いているようだ。
ただ、ここしばらくコンビニ無くトイレが無い・・・やばい・・・
塩尻宿到着。この直前のデイリーでようやくトイレを済ますことができた。
トイレ計画を甘くみていた。旧道にはホントにコンビニないので困ったもんだ。
ここから緩やかな上りが始まる。。。長い長い上り坂。これでもかと直線に上ります。
塩尻峠を越えると、一転して急な下り坂。足は終わっているので、走れない(T_T)
諏訪湖が見えた〜 よくここまで来たもんだ!
この先道なりと思いましたが、住宅地の裏道通ったり、分岐をミスコースしたりしましたが下諏訪宿到着〜
江戸の昔、なぜ甲州街道はメジャーにならなかったのかな・・・
下諏訪宿本陣到着 今日はここまで。
すぐそばのホテルへGo! 温泉地なのでじっくり癒そう(^o^)