スポーツエイドジャパンさん主催の例幣使みちジャーニーラン
フルは京都から日光まで570Kmのコースですが、この内距離は選べるので395Kmのコースを走って(というか歩いて)きました。
また、スタート日時は一斉スタートではなく、GW連休前の22日以降、各自が選べた上、どのコースも制限時間は372時間という設定です。(スタート後、用事で一旦自宅に戻り後日リスタートするツワモノもおります。)
このレースを選択した理由は、旧中山道を辿るルートであり旧本陣、宿場など歴史小説でお馴染みの地域の位置関係を確かめたかったこと、また、往時の人々は何故旧東海道・甲州街道よりも旧中山道を選択したのか非常に興味があったこと。
こうした歴史的な興味に加え、濃尾平野から鵜沼宿、犬山城付近の木曽川のダイナミックな流れや断崖、木曽川チャート。木曽川源流V字谷のダイナミックな風景を見たかったことなど、見どころ満載な地域でもあるためです。
それに加え、足の状況が100%回復しておらず、医師からは「いつ再発してもおかしくない状況」 理学療法士からは「内側広筋の機能は30%しか回復してない」
という状況なので、メジャーなロングレースへの出場を見送り、制限時間など柔軟なこのレースを選びました。
以下備忘録です。
【事前準備】
①歩きをメインとし、1日の走行距離は上限60Kmとして設定。
②宿泊場所は全て予約し、荷物(ストレッチポール、サプリ、予備着替え・シューズ、靴下、ライト、熊鈴、雨具など)をコース・天気予報により、三箇所送り込む。
以降、宿泊先から次の宿泊先に送り込む。
③日程(宿泊先・一日走行距離・宿泊場所)
Day1 武佐宿49.5Km →武佐駅から近江八幡まで電車で移動し宿泊
Day2 赤坂宿57.0Km →東赤坂駅から大垣まで電車で移動し宿泊
Day3 御嵩宿58.7Km →御嵩駅から可児まで電車で移動し宿泊
Day4 馬籠宿50.5Km →馬籠宿から中津川までバスで移動し宿泊
Day5 福島宿49.9Km →木曽福島にて宿泊
Day6 下諏訪宿58.1Km →下諏訪にて宿泊
Day7 岩村田宿54.0Km →佐久平まで徒歩で移動し宿泊
Day8 軽井沢 六本辻18.3Km ゴール地点
④装備 ザック7リットル、雨具、ポール、スマホ、ファーストエイド、ワセリン
日焼け対策(日焼け止め、アームカバー、タイツ)、その他軽量化のため必要ならコンビニで購入。
【Day1】京都建礼門→武佐宿
4月26日 スタート地点の建礼門までは、自宅から新幹線で移動。10:00のスタートとした。
いきなり大雨。スタートラインにスタッフはおりませんので、いくぞー!というアドレナリンが出る感じにはなりませんが、淡々とスタート報告をしてGO!
修学旅行生に写真とってもらいましたが、これから軽井沢まで行くなどどいうことは説明タイヘンなので言いません(^o^)
雨がひどいのでしばらく傘さして進軍です。ひどすぎるので写真も撮れてません。
三条大橋を渡り、山科までの峠道。蹴上浄水場のツツジが見事でした。
坂道は急になり粟田口刑場跡。なんだか薄暗くゾワゾワするエリアですね。いよいろ京都を出るという見事な演出のようです。
逢坂関を越えると、大津の町並みが開けてきます。大津宿本陣から先は旧道を間違えないようにしないと、クランク多くて迷いそうです。
雨の中、傘さしながらズンズン進軍。昼過ぎに瀬田の唐橋までやってきました。ここからも旧道は迷路のようで何度もミスコースしてしまいました。
時刻は13時 予定どおり雨があがってきました。
傘は邪魔なので、バス停に献上し、靴下を乾いたものに交換して再スタート。
いよいよ草津に到着です。
交通の要衝でしたでしょうから、当時の賑わいが想像できます。
ここからの旧道はわかりやすい一本道。とにかく道なりにすすめばよし。
守山宿到着。当時の風情が残っています。
この後住宅街もまばらになり、左手に新幹線を見ながら進軍。新幹線が通過する姿と旧道を進む自分の新旧のコントラストが味わい深い!
横関川 渡跡
対岸にある渡跡 「船橋」だったんですね。
この先、「ゆで太郎」があったので炭水化物をガッツリチャージ。日が傾いてきたので夕食です。
予定時刻どおり武佐宿本陣に到着。
本日は近江八幡宿泊なので、近江鉄道武佐駅から電車に乗り一駅移動。
心配していた足の痛みは無く、無事に初日の行程を終えることができました。
明日からの予報は晴れなので、気持ち切り替えて出発できそうです。