なぜ「詳報版」か?
それは・・・
「Naokiさん ブログ読んでるんですが、今回手抜きじゃないですか?」
「せっかく面白い記事なのに、もう少し詳しく書いてくださいよ」
「場面展開が速すぎで、もっといろいろあったでしょう」
と、会社内の若手からの指摘を踏まえ、追記することとしたものです。
指摘はごもっともで、全部書いたら長すぎで、私も疲れちまう・・・
ということで、追記部分は赤字
で記載いたします。
また、写真も後刻頂戴したものがあるので、アップしております。
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久しぶりにブログ復活。
使い方すっかり忘れてしまったが、ムチャクチャ使いにくく感じてしまう。
備忘録としてはFBよりこっちの方が、じっくりと書き込めるので久しぶりの再開でございます。
川の道フル520km
このレースの説明は省略しますが、個人的にはウルトラ走ってきて、ゴールの感動が次第に薄れ、何かないかと探しているうちにたどり着いたものです。
GWを6日間かかるので、仕事や家庭の理解がないとスタートラインにすら立てません。
たまたま、カレンダーがよかったのと、子育て一段落という機会に恵まれて参戦となりました。
さてさて、参戦記スタートです。
会場は葛西臨海公園。
ここは家族連れ・恋人同士が集う、長閑な公園なハズ。
一部のヘンタイランナーにとっては、夏場の耐久レースだったり、今回のレースだったりと、もう神聖な聖地と化している。
そんなことには誰も無関心なので、「この人たち何?」という冷たい目線はご愛嬌。
ここで、次のレストポイント150K先で再会するドロップバックを預けスタートを待つ。
普通のレースで感じる緊張感は一切無く、旅立ちのみんなで祝福しあっている感じ。
集合写真を撮影し、SAJ館山代表のホイッスルでスタート!
天候に恵まれて、気温、風など絶好のコンディション。
ラン友の林さんとエールを交わし、マイペースでスタート。
と、言いながら自然とスピード上がっちゃいます。前のランナー追い越そうとするのは、ランナーの悲しい性。
途中、小松川公園でレースのようです。
キロ表示のコーンが設置されてます。「折り返し10キロ」・・・この先50倍以上の距離走るのか・・・と思った途端めまいがします・・・と、
ニイハオさんから「Naokiさーん!がんばれー!」
おおお!偶然!ちっとは立ち止まって話せばよいのに、ペース乱したくないので進軍してしまった! ありがとねー!
逆走してきた、世界のナギスリーに遭遇。元気をもらう。
いつも走っているエリアなので、毎度毎度飽きてしまう。
でも、こうしたサプライズはありがたいっす!
ここの荒川土手エリアは、いかに消耗少なく通過できるかが大きなポイント。
フィジカル、メンタル、脳みそともフレッシュなまま維持したいところ。
秋ヶ瀬公園までは水場、トイレは十分あるので心配ない。
笹目橋付近。自宅近所の朝ランコース。ペース乱れず順調。
ここでは、くまさんyouさんのりっぴーさんがエイドだしてくれた。
お願いしておいたエナジードリンクいただき、ガッツリ補給。
よしっ!胃袋元気!
二週間前に開催された彩湖グルグルのコース通過しCP1到着。
予定を30分上回っている。
聞くとかなり上位にいるようだ。
おっと!ここで、カメラマンのイケノスケプロの応援いただく!
N 「思わずジャンプしそう!」
イ 「いやいや。何かあったら大変。はいポーズ!」
いやー楽しい楽しい♪こうして気分転換しながら気楽に行くのがいいなー
まさに「旅ラン」の醍醐味。
思わずスピード上がっちゃうけど、ま、いいか。
【→CP2 51.3km 新上江橋東側】到着時刻 15:01
と、エイド出て信号渡ったところで、ランナーが滞留している。
「真っ直ぐでしたっけ?」「ここ左に下っていくんでしたっけ?」
・・・って、おいおい。こんなところでロストかよ・・・
個人的には地図が頭に入っていたので、真っ直ぐなのですが、
集団で迷っているトコロに飛び込むと不思議なもんです。
躊躇して、足を踏み出すことができません。
すると、あとから来たランナーが先導。
「路面に表示あるよ!」
かつてUTMFで集団でロストした記憶が蘇ります。
・・・「しっかりしろ自分」「自分信じて進めばいいんだよ」と独り言。
次第に暑さが気になり始める。
ここからは、水場が少なくなるので要注意。エイドでしっかり補給。
リュックにはペットボトル2本収納できますが、重たくなるので
消費量と次の補給ポイント考えながら軽量化することもポイント。
ペースが順調なので、最小限の補給量にしてペース落とさないように
進軍です。
【→CP3 67.3km 桜堤公園】 到着時刻 17:01
この区間で気を遣ったのは、土手の下り坂。
少しでも筋断裂起こさないように、下りは歩くくらいに、足にやさしい走りを心がけました。
ゴルフ場を右手に見ながら菜の花の土手を淡々と進軍。
景色は一歩一歩走る分だけ緩やかに移ろい、右手にモトクロスのコースとバイクのうなり声。そして土煙。
長閑な風景を楽しめています。
くまさんyouさんのりっぴーさんが二ヶ所目のエイド設営いただいた。
水場が少ない区間なので助かる。
ダレてきたところなので、気分的にリフレッシュできた。
本当にありがとうございました😊
ここもCP到着予定が30分上回る。疲れを感じない。イイ感じのサイクルになっている。食事も美味しい。スタッフとの会話も楽しめている。
【→CP4 76.4km 大芦橋】到着時刻 18:10
いよいよ本日のメインに近づく。
太陽が秩父の山に沈んでゆく。明るいうちに市内に入りたい。
気持ちに焦りは無いが、自然とスピードが上がる。
ようやく遥か彼方に、アーチが美しい水道橋が見えてくる。
この付近は360°遮るものが無く、脳みそが疲労すると
距離感が永遠に感じ、彼方にある目標物が近づかないことに
苛立ち、焦りを感じることがある。
しかし、今日はこれが無い! よし!いける!
日没前にここを通過しておきたかったので、計画どおりCP到着。
ランナーが倒れています。熱中症でしょうか。いつもならここで補給しますが
まだ明るいのでサクッと通過。
市内を目指します。
【→CP5 88.9km 熊谷警察署】到着時刻 20:10
前回参戦時、一番ダレたトコロ。
市内に入ると、そこには日常があり、家族でファミレスや買い物といった風景が目に飛び込んでくる。
当然、ギャップを感じる。
非日常の世界に身を置き、それを楽しめるかどうか。
前回は、暗くなり走りのパフォーマンス下がり、足もとの歩道が走りにくく、
コンビニに立ち寄ってばかりで、結構なタイムロスした。
しかし、ここは集中してしっかり切り抜けた。
と、このCP付近にできたルートイン熊谷で一泊。
前日に決心した。
手前のコンビニで夜食を買い出ししてピットイン。
N 「ランナーみたいなひとチェックインした?」
H 「あなたが、初めてです」
食事、風呂、マッサージして4時間睡眠。
しっかりリカバリーできた。
出発は2時。
順位は下がるだろうが、これが当初からの作戦。
眠くなると、極端にパフォーマンス下がるので、こうした選択とした。
つづく