FBにて経過報告をしていましたが、返信できずすみませんでした!
ここまで、応援がものすごく推進力になりました!
さて、いよいよです。
ここでも不思議と目覚まし鳴る前に、ピタリと目が覚めます。
緊張感とは不思議なもんで、これだけ疲れていても
体内時計正確に作動させています。
屈伸しても痛みはありません。リセットして頭もスッキリ。
残り60k何とかいけそうです。
時刻は朝4時。いつもの朝ランのタイミングなので、スタートにはイイ感じ。
さあいくぞ!
【→CP23 474.4km 三条大橋】到着時刻 8:00
日没は恐怖を感じますが、日の出は希望を感じます。
次第にハッキリする一歩一歩。走りやすくなります。
キロ8くらいで進軍です。
一面に広がる水田。米どころはGW無しで田植えの準備です。
【→CP24 501.9km 大野大橋】到着時刻 13:38
単調に続く一直線の道。
「ここはキツイ」と経験のみなさん口をそろえますが、
まさにそのとーり!
景色に変化がないので、進軍している感じ無く、アタマおかしくなってきます。
地元のランナーさんがお一人でエイド。
少しの会話でも気が紛れます。
行けども行けども同じ景色。
「川の道 直線地獄」と名付けてあげよう。
この対策もキチンと準備。
普段はすることの無い、音楽聴きながらラン。
足もと悪く無いし、ガードレールあるし、ひとまず安全。
聴く歌は、サザン。
大声で歌っても、誰も聞いちゃいないので、独りリサイタル。
全曲歌い終えるころには状況変わっているだろう(^o^)
何時間こんなことやっていたでしょうか。
ようやく景色に変化。よしここらが500k地点だ!
もう、ベタベタの歩きでも、また、仮にトラブルあっても余裕もってゴールできると思った途端、
力が抜け、全く走れなくなってしまいました。
しかし、FBで新潟に戻ったフンドシのイケメンJさんが待っていてくれるとのお知らせ♫
がぜんモチベーション上がってきます。
でも、もう走る気力が。。。(T_T)
【→CP25 509.8km 日本海岸 川の道岬】到着時刻 15:17
ここで、女子ランナーさんが後ろから追いつき、しばらく歩きながらお話できました。
(これまで緊張感から、並走して話すことを避けてました)
お互い、この世界にハマった話やらこの大会に参加した経緯など話すと、
まあ、似たような経緯たどってきてます。
ちなみにこの方
山ヤ出身のウルトラランナー。
私のように追加のレストポイントで休まず、寝ずにコツコツ歩いては走り
ここまできたとのこと。
女性の方が、コツコツとした走りは強いと感じてましたが、この方も同様の意見。
河川敷にでて、この方は走るといって、ズンズン行ってしまいました。
さすがだ。
信濃川の河川敷は、荒川と異なりハーブでしょうかイイ薫りがします。
河川敷の雑草も高貴な感じがします。
よし、ラストランだ。
走ろうか!
カウントダウンが始まります。
とても長い道のりだったけど、楽しい旅だった。
一歩一歩、よくここまで来たもんだ。
いよいよ見えてきました。
スタッフの方々が手を振って迎えてくれます。
どうもありがとうございました!
スタッフの方にお礼を言った瞬間、涙があふれてきました。
少人数で運営しみなさん徹夜です。
ホントにお世話になりました。
はいポーズ! 自然とガッツポーズ。
【→ゴール 513.5km ホンマ健康ランド】到着時刻 16:07
「はい、ここからまだ3.8キロあるからね~~」
さすがSAJ。最後までランナーの気持ちを痛めつけてくれる(笑)
127時間7分30秒
おつかれさまでした(T_T)
館山代表と握手。
N 「人生観がかわりました!」
T 「永久ゼッケンおめでとう!」
「来年は黄色いゼッケンで走るんだよ。待っている。」
N 「ありがとうございます(T_T)」
T 「ところで鈴木さん。どこかで見覚えがあるんだけど、どこだったかな。」
N 「年末所沢の仮装で、バカ殿やってます。」
T 「おぉぉ! 君なのか! 」
「全然違うな~~」
ということで、館山代表の記憶にとどめていただくことができました。
おしまい。
追伸
ふんどしイケメンランナーとも再開できました。
レースを終えて一週間。
改めてこのレースは私にとって、何であったのか。
今のところ考えても答えがみつかりません。
人生訓的な言葉を並べますが、いまひとつピッタリくるものがありません。
ただ、無理だと思う目標も、自分の弱点を知り作戦立案し、運を味方につけ最後まで諦めなければ何とかなるもんだ。
そして、好きなランニングを思う存分楽しめたこと。それが幸せに思えた。
というシンプルなものなのかな~~と感じました。
自分自身、何かが変わった気がします。
でも、それが何だかイマイチわからんというのが正直な感想です。
SAJ館山代表、スタッフのみなさま、ボランティアのみなさま
ありがとうございました。
眠そうな顔を見せずに大会を支えてくださったこと感謝申し上げます。
私設エイドのみなさま。ここにあったらイイのに!というポイントで支えてくださり、ありがとうございました。
あの暖かい飲み物は何にも代えがたいです。
飯山駅で、感動をありがとうございます! と、ジェルと栄養ドリンクをくれたランナーさん。頂いた時、まるで自分が、托鉢する僧侶のように感じました。
ありがとうございました。
会社関係者のみなさま、心配かけてすみませんでした。
FBで応援メッセージ頂いた全ての皆様。誠をもって感謝申し上げます。
そして、荒川でエイドだしてくれた、youさん、くまさん、のりっぴーさん。
感謝感謝です。あの応援がここまで私を連れて来てくれました。
なぎささんの逆走応援も刺激いただきました。
ありがとうございました(T_T)
さいごに、家族の皆に感謝。海外留学中の息子の頑張りも、エンジンになりました。
最後までお付き合いいただき、改めて感謝です。
また、みなさんと楽しく走りましょう(^-^)/
では。